「あ、、クラピカ!」
「ただいまー」
二人の所に戻って最初に気付いてくれたのはゴン。
何て優しい子。
あのジンの息子とは思えないね。
「おいクラピカ。オレのに何もしなかっただろうn「誰が誰のだって?」
そこの道行くスーツ人間よ。
誰がお前のだ、誰が。
っていうか、
「新しいお仲間さん?」
私はゴンの隣をスケボー担ぎながら走ってる銀髪の少年に目をやる。
ハンター試験にスケボーかー。
ぶっちゃけ邪魔でしょ、それ。
「キルアっていうんだ!」
わあお、吃驚仰天★
この子ゾル家の中の誰に似たんですか。
いや、っていうかちょっと待て私。
また忘れてたよ。
さっき試験始まる前に名前と顔写真見たばっかでしょ。
そんでもってイルミを見て静かにパソコン、略してパソ仔を閉めたんでしょうが、私。
「あんたは?」
「私は」
「って歳幾つ?」
「十六だけど」
何で歳なんか聞くかな、少年よ。
レディーに歳なんて聞くものじゃないよ、少年。
うん、てかさ、
「何ですかね、その目は」
まるで《嘘だー》みたいな目は止めてくれますかね。
私はさっきクラピカから聞いたレオリオの歳こそ《嘘だー》だと思いますけど。
そりゃあ盛大に驚きましたとも。
もう二十歳後半だと思ってたもん。
同じ十代なんて思いもしなかったもん。
っていうか先ず歳を気にしてなかった。
「オレ、18歳くらいかと思ってた」
「私もだ。てっきり年上かと思っていたんだが…」
「オレは同い年かと…」
「何?私が老けてるとでも?」
私はクロロのデコよりは老けてませんが。
っていうかあの場合は老けるっていうよりは禿げるか。
え、あれ?ちょっと待て。
年上かもって…クラピカ何歳よ!?
「綺麗って事だろ」
「うん、キルアくん。君、合格」
「(何が合格…?)」
「てか、クラピカって幾つなの?」
「十七だが…」
…………。
年上でしたかー!!
同じ歳かと思ってたし!
何だそれ何だそれ!
老けて見られるより幼くみられる方が羨ましいです。
「ねえ、。散歩って…何処行ってたの?」
「先頭」
「オレも行ってこよ」
そう言ってキルアがペースをあげた。
まあ、ゾル家の人間にとってもこのペースは遅いよね。
私ももう一回行って来ようかなー。
「待ってよキルアっ。オレも行く!」
だってゴンがキルアについて行っちゃったんだもん。
あの子が面白くんだと思ったから戻ってきたのにさ、行かれたら意味無いじゃん。
「私ももう一回行ってこよっと」
とりあえず汗だくのレオリオの近くを走るのは勘弁なので先に行きます★
Eine auffallende Handlung
誰にだって嫌いなものはある
「うわー、本当に来ちゃったね、先頭」
「当たり前だろー。ペース遅いし。こんなんじゃ逆に疲れちゃうよなー」
同感。
でも口には出さない。
だってそんな事言ったら気付かれそうだもん。
近くにサトツさんもいるし。
「オレさー、とは同じ様な臭いがするんだよね」
え!?同じ臭い!?
もしかしてキルアもジャンプーがパ●テーンなの!?
それなら同じ臭いがしてもおかしくない…、
「あとヒソカとも」
……………………。
ちょっと待て。
ちょっと待ってねキルアくん。
それは何?
私とあの変態地球外生物が同じシャンプーを使ってると?
気 色 悪 い わ 。
「あいつと一緒にしないでくれる?」
「でもそうだろ?オレももヒソカも同類じゃねえ?同じ闇に住む」
……………は?
「シャンプーの話しだよね?」
「…………」
え、ちょ、何?
もしかして違った?
シャンプーの話しじゃなかったの!?
パンテー●を使ってるか使ってないかの話しじゃなかったの!?
ちょ、おま、ため息つくな!
「あ、見て二人とも!出口だ」
ゴンはきっと空気読めない子だよ。
KYな子だよ。
変なとこだけジンに似ちゃってさ。
あいつは初代KYキングだ し ね 。
ああ、因みに《KY》ってのは《空気読めない》の略語ね。
この前フィンクスとノブナガにKYの説明したら
『んな若者の言葉にはついてけねえってーの』
とか言ってくれちゃいましたよ。
あんたらも一応まだ若者だろうがとかいうツッコミは控えさせて頂きました。
「やっと外に出たー」
うーんっと伸びを一回。
あ、ヤバイヤバイ。
こんな時に伸びなんかしたら不審な目で見られて目立っちゃうわ。
「ヌメーレ湿原。通称"詐欺師の塒"」
久しぶり、ヌメーレ湿原よ。
私はお前があまり好きではないよ。
だって名前の通りヌメヌメしてるんだもん、地面が。
いや、ベチャベチャかな?
ええい、どっちでも一緒だ!
それよりも…
ガガガガガガガッ(←扉閉まる音
なんて惨いんでしょう(棒読み
手伸ばしてる人いたのになー。
………。
惨いですね(棒読み←二回目
「嘘だ!そいつは嘘をついている!!」
はい、何か登場しました。
たった今閉まった小さな出口の裏から現れたのは男です。
手に何かを持っている模様。
そして何故か自分が本物の試験官だと勝手に喚いています!
おおっとお!男、手に持っているものを此方に投げたーっ。
……………投 げ た ?
ちょちょちょちょおおおっと待てー!!
おま、ちょ、そんなものこっちに投げるな!
私の足元に投げ捨てるな。レオリオの足元にでも投げつけてよ!
無理無理無理!人面無理っ。
いや、別に人の顔を無理とかじゃないからね。人面動物が無理なの。
「(しかも生きてるよこいつ!)」
死んだふりなんかして何やってんのさ、この人面は。
うん、いいね。人面。あだ名決定★
「こいつはヌメーレ湿原に生息する人面ザル。こいつは他人に化けて人を騙すんだ!」
「そう言われてみれば、このサル、試験官そっくりだ!!」
…………………(考え中)
…………………………(サトツの方を見る)
…………………………………(人面ザルを見る)
……………ホントだー!!
なんだこのそっくりさん。
もはやサトツさんが人面に似てるのか人面がサトツさんに似てるのか謎。
ヒュッ
…………おい、こら。
そこの、えーっと、気色悪く笑ってる変態なピエールヒソカ。
何だ今の風を切る音は。
何でトランプが私の顔すれすれで飛んでいくんですかね?
そりゃね、煩いのがいなくなってスッキリしましたけども?
虐めか?虐めですか?受けてたちますがね、変態。
しかもあんた今サトツさんの方にもトランプ投げて…。
「くくく◆試験官がこれくらいの攻撃、避けたり、受けたりとかできないとね〜★ねぇ、」
……………おい、そこの。お前だよ、お前。
後で体育館裏に来いや?
何本名バラしてるんですかね、変態さん。
とりあえずにっこり笑いながら青筋を一個浮かべてみよう。
うん、そうしよう。
「あ、そっか。ね、★」
お前は私をなめてるんですか。
何が『ね、★』だ。
《★》じゃないでしょ《★》じゃ!
★取れ、★!!
本 気 で リ ン チ す る よ ?
勿論フェイタンと一緒にね。
「何で私に振るんですか?」
「キミがボクに熱い視線を送って「送ってないから」
誰が誰に何を送ったって?
私はあんたに視線なんか一瞬もくれてない。
どっちかっていうと目を合わせないようにしてたんですけど?
って、ちょっと待って。
「(遠巻きに他の受験生達がが引いてる気が…)」
そりゃそうか。誰だって引くよね。
こんな宇宙変態★ピエールヒソーカなんかと話してたら。
「で、何で私に振ったんですか?」
「キミだって、あいつを殺ろうと思ってたいただろ?」
「(ちょっと思ったけど)思ってません」
ちょっと煩いし殺ろうかなー、とか思ってた矢先にトランプが飛んできたんでね。
本気で殺ろうとか思ってないです、はい。
寧ろ今はあんたを殺ろうと計画中だ、このヤロー。
「それに仮に私がこの人を殺そうと思ったとしても、試験官にまで攻撃をしようとは思いません」
「だってボク達が目指しているハンターが、あれしきの攻撃をかわせないなんてないからねぇ」
ようは受け止められなかった方が偽者だって事を他の受験生にも解らせようって事か。
確かに、一番手っ取り早い方法だけど。
だからって顔すれすれでトランプを投げるのは止めてくれませんかね。
それにね。
何もそんな目だった事した後にあたしに話しかけるのはやめてくんない?
「誉め言葉として、とっておきましょう。しかし、次からはいかなる理由があろうとも試験官への攻撃は失格とみなします。いいですね?」
「ハイハイ★」
嘘だろ。
絶対解ってないね、あの返事の仕方は。
って、逃げたよ!人面が逃げた!!
あ、人面ザルね、人面ザル。
誰も人の顔が勝手に逃げ出したなんてホラーな事言ってないって。
とりあえず、人面もヒソカのトランプにより即死っと。
んで、鳥に食べられたっと。
それでレオリオが『えぐい』とか言ってるっと。
レオリオ、今度フェイタンの拷問を見てみな。
こんなのは可愛いモンだって気付くから。
なんなら受けてみてもいいけど(それは死ぬ
「それでは行きますよ」
え、まだ行くの!?
てか、この湿原通るの?
嫌 だ 。
とりあえず服が汚れない様に頑張りたいと思います。
きっともう靴は助けようがなくなるんだろうな。
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08.04.17 修正完了